第二の脳で、AIの質を上げる。30分でつくる土台。あなたの質問が、そのまま資産になる。

ともみ先生、AIの相棒、紫の結晶モチーフが登場するAI×Obsidianはじめかたガイド
所要時間30〜60分
対応Windows / Mac
使うものObsidian + Codex

この資料でできるようになること

  1. AIに話しかけるだけで、メモがObsidianに残るようになります。書くのはAI、貯まるのは自分の記録です。
  2. そのメモを読んだ上で、AIが答えるようになります。「一般的な正解」ではなく「あなたの場合はこう」が返ってきます。
  3. 貯まるほど、答えが自分に近づいていきます。記録が増えるほど、AIはあなたに詳しくなります。

設定は30分ほどで終わります。
すぐ始めたい方は、Chapter 01 から進めてください。
「なぜObsidianなのか」を先に知りたい方は、このまま下へ。

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00

これは何をするの?

Obsidianを知らない方へ。まず「何がうれしいのか」から。

話しかける、Codexが受け取る、Obsidianにメモが残る、次の質問でAIが読む、という4段階の流れ
話しかけたことが残り、次の答えに使われる。まずは、この全体像だけ分かれば大丈夫です。

Obsidian(オブシディアン)は、無料のメモアプリです。
ふつうのメモアプリと違うところが、ひとつだけあります。

保存場所自分のパソコンの中
ネットが無いとき使える
サービスが終わったら手元に残る
AIの答えの差は、AIの性能の差ではなく「渡す材料の差」です。
その材料を貯めておく場所が、Obsidianです。

Obsidian + AI だと、何がいいのか

POINT

Obsidianに入れる材料は、2種類あります。ここが分かれ目です。

自分の記録と集めた知識をAIが照らし合わせ、あなたに向けた答えを作る図

①と②が両方そろって、はじめて「自分専用」になります。

1
答えが「一般論」から「自分の話」に変わる
2
書いたことを、あとから探せる
3
自分で書かなくていい
4
うまくいかなかったことが、財産になる

たとえば、こんなことが起きます

EPISODE 1

3か月前の打ち合わせのメモが、そのまま次の受注につながる

◯◯さんと前に話した内容、まとめて

数秒で出てきます。相手は「覚えていてくれた」と受け取ります。
記憶力の差ではなく、記録の差です。

EPISODE 2

「今週なんでこんなに疲れてるんだろう」の答えが出る

この人がObsidianに入れていたのは、2種類でした。

① 記録 … 今日やったこと + かかった時間(言うだけ。書くのはAI)
② 知識 … 自分の仕事の進め方
      ・集中できた日/できなかった日
      ・うまくいった段取り/合わなかった段取り
何も渡していないAI「こまめに休憩を取りましょう」
→ 正しいけれど、誰に向けた話でもない
記録と知識を渡したAI今週は細切れの打ち合わせが5件入っています。
前に『まとめた日はよく進んだ』と書かれていました」
過去の自分がうまくいったやり方を、AIの方から出してくる
なぜ、記録と知識の「両方」を入れるのか。
やったことと時間が両方そろうと、予定の種類と翌日の状態のつながりが見える図
2つが同じ場所に並んでいるから、AIが「つながり」を見つけられます。
バラバラのアプリに分かれていると、これは出てきません。
記録が貯まるほど、AIはあなたのことに詳しくなっていきます。
つまり、自分専属の相談相手が出来上がっていくということです。

何を入れるかで、出来上がるものが変わります。

学んだことの記録と知識自分専用の教科書
仕事の記録と知識専属の相談相手
制作の記録と知識自分のやり方を知っているアシスタント

EPISODE 3

作る人ほど、ストックが効いてきます

作る前前にうまくいったプロンプトを出して
作ったあと今回使ったプロンプトと、結果を記録しておいて
次に作るときキャラクターや世界観の設定を読ませるだけ

これを続けると、自分専用のプロンプト集が、勝手に育っていきます。
作るのが速くなるのではなく、作り直しが減るのです。

台本も、投稿のネタも、まったく同じです。

過去の投稿やボツ案が台本と投稿のネタ帳に育っていく図
台本を書かせるとき過去の投稿や話し方が入っていれば、「あなたの言い回し」で書いてきます
→ 毎回「もっとこういう感じで」と直さなくてよくなる
ネタを一緒に練るときボツにした案も残ります
→ 半年後に「あのとき捨てた案、今なら使える」が起きる
続けていくとネタ帳が、勝手に貯まっていきます
→ 「今日なに投稿しよう」で止まる時間が減る

配信でも、動画でも、デザインでも同じです。 作る人ほど、貯めたものがそのまま次の材料になります。

私の場合

気になったYouTubeやSNSの投稿は、中身を分析したメモが、Obsidianに残るようにしてあります。 動画なら文字起こしまで自分では書いていません。

そうやって貯まったメモが、いま100本以上毎日、増え続けています。


01

先に確認すること

ここを飛ばすと、途中で手が止まります。

CHECK

  • 使っているパソコンは WindowsMac
  • ふだん使っているスマホは iPhoneAndroid
  • ChatGPTのアカウントを持っているか。持っているならどのプランか
ここがいちばん大事です。
この先で使う Codex(コーデックス) は、無料プランでも使えます。 ただし使える回数が少なく、作業の途中で止まることがあります。
続けて使うなら Plus(月20ドル)以上をおすすめします。 途中で契約しようとすると、そこで手が止まります。先に確認しておいてください。

プランの確認は、ChatGPTを開いて左下(またはアイコン)の「設定」→「アカウント」から見られます。

この資料では Codex(ChatGPT)を使って説明します。
私自身は Claude Code という別のAIを使っていますが、やっていることは同じです。 Obsidianにメモを作らせて、それを読ませる——この形は変わりません。
ここでCodexを選んだのは、すでにChatGPTを使っている方が、そのまま始められるからです。

02

Obsidianを入れる

公式サイトから。無料です。

公式サイト https://obsidian.md からダウンロードします。無料です。

― Windows の場合 ―

  1. obsidian.md を開いて、「Download for Windows」をクリック
  2. ダウンロードされた Obsidian-x.x.x.exe をダブルクリック
  3. そのままインストールが進みます。完了するとObsidianが立ち上がります
「WindowsによってPCが保護されました」と出たときは、「詳細情報」→「実行」で進めます。 (公式サイトから落としたファイルなら問題ありません)

03

保管庫(Vault)を作る

ここで場所を間違えると、あとで直すのが面倒です。

保管庫(Vault/ボルト)= メモをぜんぶ入れておくフォルダのことです。
Obsidianを起動すると、最初にこれを作るよう聞かれます。

ここで場所を間違えると、あとで直すのが面倒です。
Obsidianは自分のパソコンの中に保存するアプリなので、パソコンが壊れたらメモも消えます。
それを防ぐために、最初から「同期される場所」に作ります。

どこに作ればいい?

分かれ目は、パソコンのOSではなく「パソコンとスマホの組み合わせ」です。

MacとiPhoneならiCloud Drive、それ以外のパソコンとスマホの組み合わせならDropboxを選ぶ分岐図

― Windows の場合(Dropbox) ―

Dropboxのアカウントについて
  • これから登録する方:下のリンクから登録していただくと、お互いに500MBずつ容量が増えます(Dropboxの紹介プログラム)
    https://www.dropbox.com/referrals/AABO-xC-fJSlEz2ScfG18OgO_QGU7TJbtMM
  • すでにDropboxを持っている方:そのアカウントをそのまま使ってください
  • リンクを使わなくても、まったく問題ありません。ふつうに dropbox.com から登録してもらって大丈夫です
  1. 先にDropboxを入れます。無料アカウントを作り、パソコン用アプリをインストール
  2. エクスプローラーに Dropbox フォルダができます。その中に Obsidian という名前のフォルダを新しく作る
  3. Obsidianを起動 →「新規保管庫を作成」を選ぶ
  4. 保管庫の名前を入れる(例:myvault
  5. 「場所を選択」で、さっき作った Dropbox\Obsidian を選ぶ
  6. 「作成」を押す

できあがるパスは、こういう形になります。

C:\Users\(あなたの名前)\Dropbox\Obsidian\myvault
このパスは、あとで使います。メモ帳などに控えておいてください。
(エクスプローラーで対象のフォルダを Shift+右クリック →「パスのコピー」でコピーできます)
「Obsidian Sync」という有料の同期サービスもあります(月額)。
でも最初は必要ありません。iCloudやDropboxで十分です。

04

Codexを入れる

ブラウザ版では、パソコンのObsidianは読めません。

Codex(コーデックス)は、OpenAIが出しているアプリです。
ChatGPTとの違いは、ここだけです。

クラウドにいるChatGPTブラウザ版と、手元のファイルを読み書きできるCodexアプリ版の違い
かならず「アプリ版」を入れてください。

― Windows の場合 ―

  1. openai.com/ja-JP/codex を開く
  2. 「Windows版をダウンロード」をクリック
  3. ダウンロードされた ChatGPT Installer.exe をダブルクリック
  4. Microsoft Storeが立ち上がるので、そのままインストール
  5. インストールが終わったら、ChatGPTのアカウントでサインイン
サインインや作業の途中で「上限に達しました」と言われたら、しばらく時間をおくか、Chapter 01に戻ってプランを見直してください。

05

Codexに、保管庫の場所を教える

この設定でいちばん効く一手です。

教えていないと、AIは毎回こう言いながらパソコンの中を探し回ります。

ホーム配下を探しています…
まだ完全一致では見つかっていません…
ObsidianのVaultはiCloud DriveやDocuments配下にあることが多いので…

先に1行書いておくだけで、これが消えます。

やり方

  1. Codexアプリを開く
  2. 作業する場所(フォルダ)として、Chapter 03で作った保管庫のフォルダを指定する
  3. 下の文章をコピーして、1か所だけ書き換えてから貼りつける
そのままコピーしても動きません。
【 】の行を、あなたのパソコンのパスに書き換えてください。 Chapter 03 の最後で控えた、あの長い文字列です。
AGENTS.md に、Obsidian の保管庫(Vault)の場所を書き足してください。
場所はここです:

【 ここに、Chapter 03 で控えた あなたのパス を貼ってください 】 ← 書き換える

「Obsidianにメモして」と言われたら、
毎回探さずにこのパスを直接使ってください。

書き換えたあとは、こんな形になります。

WindowsC:\Users\(あなたの名前)\Dropbox\Obsidian\myvault
Mac/Users/(あなたの名前)/Library/Mobile Documents/iCloud~md~obsidian/Documents/myvault

【 】ごと消して、パスだけが残っている状態にしてください。

AGENTS.md(エージェンツ・ドット・エムディー)= AIへの指示書です。
毎回読んでくれるので、「いつも守ってほしいこと」をここに書いていきます。

ここに書いておくと、同じ説明を二度しなくてよくなります。
「私はこういう仕事で、こういうやり方で……」を毎回打ち込む必要がなくなる、ということです。 保管庫の場所を書くのは、その第一歩にすぎません。
ここで「拒否されました」と出ることがあります。
こわれたわけではありません。安全装置が働いただけです。
Codexは「いま開いているフォルダの外」には書き込まない作りになっています。 書きたい場所がそのフォルダの外にあると、こうして止まります。

直し方:書きたい場所のフォルダを、Codexの作業フォルダ(ソース)に追加します。 設定をゆるめるのではなく、「見える範囲」を広げるだけなので、安全なまま解決できます。

06

ためしに使ってみる

2つだけ。うまくいかなくても大丈夫です。

TRY 1

分からない言葉を、教わりながらメモにする

「クラウド」という言葉がよく分かりません。
中学生でも分かるように、例え話を交えて説明してください。
それを Obsidian のメモとして保存してください。
フォルダも適切なものを、あなた自身で考えて作ってください。

Obsidianを開くと、新しいフォルダとメモができています。

TRY 2

今日の記録を、話しかけるだけで残す

今日やったことを記録します。
・(やったこと)
・(気づいたこと)

Obsidian に「日報」フォルダを作って、
今日の日付のメモとして保存してください。
あとで振り返れるように、タグも付けてください。

これを数日続けると、「先週なにをしていたか」をAIに聞けるようになります。

コツがひとつだけあります。
フォルダ分けや整理は、まだ決めなくて大丈夫です。 最初に整えようとすると、そこで止まってしまいます。
まず書く。整えるのは後です。

07

ここまでできたら

もう使えます。ここから先の話を。

おつかれさまでした。もう使えます。

この資料は、これ1本で最後まで設定できるように書きました。
あとは書き続けるだけで、材料が貯まっていきます。

まずは1週間、これだけで大丈夫です。
毎日ひとつ、AIに話しかけてメモを残す。1週間分たまると、AIの答えが変わりはじめます。

ここから先

もし途中で止まってしまったとしても、失敗ではありません。 パソコンの設定も、フォルダの場所も、人によって違うからです。
どこで、何と表示されて止まったかをメモしておいてください。それが直すときの材料になります。

そして最後まで動いた方も、ここまでは「AIが自分のメモを読める状態」を作っただけです。 ここから先は、あなたに合わせて育てていく作業になります。

  • AGENTS.md を、自分のルールで書く(毎回それを守った状態で返ってくるようになります)
  • 実際の仕事や用事をひとつ、最後までAIと一緒にやる
  • 貯まったメモを、探せる形に整える(タグの付け方・振り返り方)

講座のご案内

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まずは、ZOOM講座で一緒に直しながら、設定を最後まで通すところから。

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ここまでは、どなたでも無料でお使いいただけます。
手順は最後まで書いていますので、この資料だけで進められる方は、そのまま進めてください。
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そのため、個別のご質問・設定のお手伝い・トラブルの対応は、講座内でのご対応とさせていただいています。
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ご利用にあたって

安全に進めるための、4つのお願い。

この資料は、2026年8月時点の情報をもとに作成しています。 アプリの画面や名称、料金プランは、更新によって変わることがあります。

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  • はじめる前に、大切なファイルのバックアップをおすすめします。
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